ドラマ【ルシファー】紹介と シーズン毎の感想

お久しぶりです。かなーり間が空いてしまいましたが･･･Netflixで配信されているドラマ｢ルシファー｣をご紹介します。極力ネタバレしません🙆‍♀️

題名からもわかるように、主人公は悪魔😈なのですが、冒涜ではありません。最大のテーマは〈贖罪〉誰にでも二度目のチャンスがある、誰でも自分を変えられるというメッセージが込められたドラマです。

〈あらすじ〉

(全6シーズン・1話42〜65分)

地獄の王・ルシファー・モーニングスターが休暇をとり地上へ訪れ、｢天使の街｣ロサンゼルスでナイトクラブ・ラックスを開きます。ある日事件に巻き込まれたことから、刑事クロエ・デッカーと協力し、その後も民間顧問として、型破りな手法で事件を解決していきます。しかしルシファー不在によって天界と地獄では問題が続々と発生･･･！？

悪魔や天使、神様までもが不完全さを見せ、人間も、正義を重んじる人物が悪に手を染めてしまったり、明るい人物でも闇を抱えていたりと、人間くさい登場人物ばかりで親近感があります。

サスペンスが中心のストーリーですが、歌、アクション、笑い、人間ドラマあり。

天界一家はカーダシアン家に次ぐお騒がせファミリー。

クロエとルシファー(デッカースター)の気持ちがくっついたり離れたりがもどかしく、次が気になってどんどん観てしまいます。

私は2週間で全シーズン観てしまいました。不健康。

シーズン1〜3はFOXでの放送でしたが、打ち切り決定後、Twitterでの#saveLucifer｢ルシファーを救え｣運動のおかげでNetflixに救われ、シーズン4〜6と続けられることになります。まさに｢捨てる神あれば拾う神あり｣。シャレです。

〈主要キャスト〉

※ 俳優名、役名の順

トム・エリス: ルシファー・モーニングスター

ローレン・ジャーマン: クロエ・デッカー

ケヴィン・アレハンドロ: ダン・エスピノーザ

D・B・ウッドサイド: アメナディエル

レスリー=アン・ブラント: マジキーン/メイズ

レイチェル・ハリス: リンダ・マーティン

エイミー・ガルシア: エラ・ロペス

スカーレット・エステベス: トリクシー・エスピノーザ

〈シーズン毎のあらまし・感想〉

😈シーズン1

〈ルシファーが殺される？汚職警官がいる？〉

シーズン後半: デッカー刑事は、通常業務と並行し若手の頃に起きた、過去のある事件を調べていますが、なかなか糸口が見つからず、諦めかけた時に急展開を見せます。

シーズン1〜3は、途中から見始めた人への配慮なのか、セリフがとにかく説明くさい気がします。

😈シーズン2

〈ルシファーがベガスで結婚？〉

エラ・ロペス役のエイミー・ガルシアが出演開始。ハグが大好きな可愛らしいキャラです。また、ルシファーの母親、つまり女神様(トリシア・ヘルファー)まで登場。女神は時限爆弾？

😈シーズン3

〈強敵・罪人(シナーマン)って何者？〉

警部補マーカス・ピアース役としてトム・ウェリングが出演。後々重大な秘密が暴かれていく重要人物です。青い瞳が綺麗でウットリしちゃいます。

第7話は、『ベター・コール・ソウル』でおなじみのパトリック・ファビアンがゲスト出演。変わり種な傑作です。

第24話は神回(再びシャレです)。後から考えてみると、ドラマ全体の中でも第23、24話が一番面白かったと思います。

第25、26話は打ち切りが影響したせいか面白くありません。特に26話は今後のストーリーには影響しないので、見なくても良いでしょう。

😈シーズン4

〈ルシファー、元カノとの再会〉

インバー・ラヴィがイヴ役として出演スタート。イヴの天真爛漫さが可愛かったりたまにイラつきました。とはいえシンデレラとガラスの靴のように、人物像と俳優さんがピッタリ合っています。

ここからネトフリでの配信。模索シーズンだったのでしょう、全10話でストーリーもあまりパッとしない印象。

😈シーズン5

〈ルシファー、家族との再会と兄弟ゲンカ〉

ルシファーの双子・ミカエル、神様まで登場！？

トム・エリスがルシファーとミカエルとで一人二役をしているのですが、ミカエル役の際のアメリカ訛りが聞いていてこそばゆいんです。イギリス訛りが似合うというだけで、決して下手ではないんだとは思いますが。

そしてある主要キャラが死んでしまいます。何とか生存して欲しかった･･･心が痛くなりました。

😈シーズン6

〈パンクな羽根を持った女の子は一体誰？ルシファーの使命と最後の選択は？〉

最終回では2回泣きました。見た後もしばらくロスに陥りました。

ベストな終わり方ではないと思いましたが、良い終わり方だったと思います。

〈ルシファーをもっと楽しめる豆知識〉

1.  各話の題名のほとんどは、劇中にてルシファーのセリフとして登場します。原題と邦題が違っていることがあるので気づきづらいかも。

2. トム・エリスの家族(父親、叔父、姉または妹)は牧師さん。悪魔役ながら、みんな応援してくれたそうです。

3.  エリス、ジャーマン、ガルシア3人は全員同い年の11月生まれ。奇跡なのか意図的なのか･･･いずれにしろ驚きです。

4.  現実ではジャーマンとエリスのキャラが正反対。ジャーマンは面白く、エリスは真面目。YouTubeにて“Lucifer bloopers”と検索するとその様子が見られるので是非ご覧下さい。

ついでの豆知識: “bloopers” は｢NG集｣という意味です。｢映画かドラマの原題 ＋bloopers｣とYouTube検索すれば、NG集が出ていることがあるのでご活用ください。キャストとスタッフの楽しそうな様子が見られるのが好きでよく見ます。

〈あとがき〉

主演のトム・エリスはシーズンを重ねるごと、歳を重ねるごとに色気が増していました。全部見終えた今ではすっかりエリスのファンです。文句と感想をミックスさせてしまいましたが、本当に面白いのです。是非ご覧下さい。

Netflix:

Watch Lucifer | Netflix Official Site

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強い女性がテーマの映画

初めまして。これが私の初投稿です。

今後アメリカ/イギリス映画を中心に映画紹介、俳優紹介などしていく予定です。

記念すべき第一回目は、《強い女性がテーマの映画》4本ご紹介します。

プラダを着た悪魔

原題: The Devil Wears Prada

▶おもなキャスト

アン・ハサウェイ

メリル・ストリープ

エミリー・ブラント

スタンリー・トゥッチ

▶︎あらすじ

ジャーナリスト志望・新卒のアンディはハイファッション誌編集長ミランダのアシスタントとして雇われます。厳しい世界で生き抜き輝きを増し成長するアンディに勇気をもらえるはず！

▶トリビア

ミランダのモデルはヴォーグ誌の編集長アナ・ウィンター。プレミアには招待されていないものの、全身プラダコーデで出席。この映画をお気に召されたようです。

▶感想

この映画のテーマは｢ワークライフバランス｣。皆から憧れられる人にも悩みは付き物。ミランダとアンディに親近感を抱きました。

プラダを着た悪魔 (字幕版)

プラダを着た悪魔 (吹替版)

羊たちの沈黙

原題: The Silence of the Lambs

原作: トマス・ハリス

▶おもなキャスト

ジョディ・フォスター

アンソニー・ホプキンス

▶あらすじ

FBI訓練生のクラリスは、連続殺人鬼バッファロー・ビルの情報を得るため、精神科医であり人肉嗜好のハンニバル・レクター博士に会いに行きます。

▶感想

スリラー/サスペンスというテーマの裏には、フェミニズムというテーマが隠されています。森の中へさらわれた少女を助けに行く王子様は女性。今見ても新しく感じる傑作です。

クラリスは男性の口説きを秀逸にかわし、紅一点の職場でも堂々とし、表情からも意志の強さが伺えます。しかしそんな表情の中にも、傷ついたり、身の危険を感じ怯える表情が。ジョディの演技力がよく見えます。

羊たちの沈黙〈特別編〉 [DVD]

羊たちの沈黙 [Blu-ray]

マイ・インターン

原題: The Intern

▶おもなキャスト

アン・ハサウェイ

ロバート・デ・ニーロ

▶あらすじ

ベン・ウィテカーは退職後、時間を持て余しファッションサイトの企業にインターンとして応募します。そして仕事一筋な社長、ジュールスの直属の部下に。人付き合いが上手いベンは同僚と仲良くなり、上司とも打ち解け始めます。

▶トリビア

①強い女性を主人公にすることの多いクエンティン・タランティーノ監督も、2015年の映画の中で好きな作品のひとつに挙げています。

②デニーロの娘さんドレナがホテル支配人としてカメオ出演しています。お見逃しなく。

▶感想

タフガイな役のイメージの強いデニーロですが、この作品中ではまるでプーさんやパディントンのように、心の温かさが周りにいる人にまで伝染させる癒し系。

マイ・インターン(字幕版)

マイ・インターン(吹替版)

オーシャンズ8

原題: Ocean's Eight

▶おもなキャスト

サンドラ・ブロック

ケイト・ブランシェット

アン・ハサウェイ

ミンディ・カリング

サラ・ポールソン

リアーナ

オークワフィナ

ヘレナ・ボナム=カーター

さて、意図せずアン・ハサウェイ祭りになりました。強い女性役の似合う俳優ということですね。

▶あらすじ

ダニー・オーシャンの妹デビーが、仲間を集め、宝石を盗み出す計画を立てます。

クルーニーの出演するオーシャンズシリーズの続きですが、観ていなくても充分楽しめます。

▶感想

強い女性の代名詞ともいえる俳優が勢揃い。はっきり言って眼福です。見ていて楽しかったし、見終わったときには爽快感があります。

オーシャンズ 8(吹替版)

オーシャンズ 8(字幕版)